【sunless sea航海情報】航行時のライト点灯・消灯について
これは、僕がsunless seaを遊び、試行錯誤の最中にある航行中のライトについて検討した資料である。
これを実際に行った上で不利益を講じたとしても、とりあえず新しい船長で頑張ってくれとエールを送ることしかできないのであしからず。
■航行中の恐怖の蓄積について。
◯基礎
イベント以外の航行中の恐怖は、髑髏の周りにある円ゲージが全部溜まった時に+1される。
円ゲージの状況はゲージの色で判断でき、それは3色あり時間経過でこう蓄積する。
・色見本(赤はヤバいね❤)
緑:-1
黄:+1
赤:+2
円ゲージは最大になる度にリセットされる。
円ゲージにマイナス値は無く、いくら0の時に緑を維持しても恐怖は減らない。
黄以上になれば即座に+1~2溜まってしまう。
以上より、円ゲージの蓄積が0の時に緑を維持し続ける必要はあまりない。
◯色の推移について
次に、円ゲージの色が推移する要因を纏めるとこうなる
仮として、その推移する要因となる内部の値を色ポイントとする。
・色ポイント(状況を見て右の値を加減算しよう❤)
基礎ポイント(海上) :2
霧 :+1
岸が近い(島でも可) :-1
明かりの中 :-1(もっと減るかも)
灯台の灯りの中 :-2
ライト点灯 :-1
他にもあるかもしれないが今わかっているのはこんな所。
そしてこれらを加算した結果、色ポイントに応じて以下のような推移をする
・色
緑<=0
黄=1
2<=赤
上記のことから実例を出す。
・通常海域
基礎(2)=2
点けなければ2、赤、ライト点灯で1、黄、もっともポピュラーな状況
・海岸沿い
基礎(2)+岸(-1)=1
点けなければ、黃、ライト点灯で緑
基本的にこの状況を目指す。
ライト点灯、消灯を繰り返し蓄積を打ち消しながら進む。
・ロンドン湾岸内
基礎(2)+岸(-1)+灯り(-1)=0
岸と灯りがあるので合計点0で緑、ライト点灯は不要
・霧の中
基礎(2)+霧(1)=3
合計点3なのでライト点灯でも2、ライト点灯は不要
なお霧の中で灯台とライト点灯をした場合どうなるかは未検証、是非教えていただきたい。
以上より、節約しつつ、狂気の蓄積を減らし、長距離航海をする方法を考えると。
・キャプテンONK流航海術
1:海上では基本的にライト点灯で黄色ゲージを維持
2:灯り、岸沿い、島沿いに飛び石のように進み、緑ゲージで蓄積を減らす
>ただし円ゲージが0の時は消灯し、円ゲージを溜める。
3:恐怖が40以上溜まった場合は、倫敦に帰れるなら恐怖節約は無意味なので帰港時は積極的に消灯していく。
このようになる。
近場であれば無灯プレイをガンガンやって問題無いが、
赤ラインを2つ越えた辺りから無理が出る(それ以前でも普通に死ぬ)
なお補足として倫敦での恐怖ポイント減少は、宿暮らしなら1ポイント10エコー相当という事を意識すると損得の計算がしやすくなるだろう
以上
【蛇足】スクリーミングベイビィ後記その2
スクリーミングベイビィ
https://ncode.syosetu.com/n2507gh/
書いた小説の後記という名の自分語りその2です。
順番は適当に思いついたことを書いてる感じです。
■シマハラ
コイツよぉ~強くしすぎて焦った
元々洗脳ぐらいしか使えなかったんですが園長と戦う為に様々なバフを行いラスボスにふさわしい格を手に入れました。ある程度は決めていたとは言えマジで自分で攻略に悩んだ。
シマハラの【魔法】は洗脳とミツキとアユムは見ていましたが実際滅茶苦茶【魔法】のバリエーション出てきましたね、別に説明しなくても本編的には問題なかったのですが、実は誇大妄想狂としての本質はこれじゃないだなこれが。
とりとめのない【魔法】の数々を使える理由についてはヒントを本編中でシマハラが言っています。
第17話 人間《リミット》
「ああ、私が【魔法】を使ったことが意外ですか?」
シマハラは両腕を開きなにかを礼賛するかようにその手品の種を明かす。
「
「神に愛された私が使えない訳ないじゃないですか」
ここで言ってる通り、シマハラは信者が使えるなら自分も使えるという誇大妄想を抱いています。
つまるところ信者として配下に置いた人間の【魔法】をシマハラは当然使えると思い込んでいた訳です。
彼の誇大妄想は自分が相手の遥か高みにいるという【優越】です。
神の天恵として与えられたリーベの【魔法】は別として、特殊な【魔法】の数々は自分の信者が使っていたものを見て、ほーん、ならワイもできるやろ。という発想で使える様になるので、研究熱心かつ魔法使いの収集に貪欲なシマハラは誇大妄想で信者を大量獲得すると本当に手が付けられなくなっていました。
なので実はしょうもない【魔法】も色々持ってたりしますがシマハラは自分の戦いの最適化の結果取捨選択して自分の戦闘スタイルを決めています。PKは便利ですからそれを中心に、警官隊の銃撃とか防げますからね。
もし、アユムがあのまま洗脳されて付き従うようになっていたら、シマハラは高速移動しながらあの戦闘をしていました。マジで誰も勝てねえよ。
なお、手を晒した上で園長とバトった場合、園長が勝ちます。
パワーバランス的にはそれくらい園長は強いです。
シマハラ君大正解。
■リーベ
実際1話時点では存在しないヒロインですね、ハイ
書いてる最中に絵チャで描いた女の子が気に入ったので出しました。
コイツが居ないとリュウコさんも別のキャラなので恐ろしいことにこの小説女性が0です。
なんでだよ。
演出面の話ですが、リーベは全然話さないのはキャラとしてリーベは空気…空気キャラという意味ではなく、居るとなんか空気が変わるキャラという感じにしたかったので、居る事に描写の比重を置いて、拐われた後もリーベが居ないと空気が違うよォ…って感じにするつもりでした。
まあ正解かどうかは別として、話すキャラが突然居なくなるとなんか自発的に動かない場合本当に空気キャラになりがちですからね、話さなくても居てくれればいい。
なんにしても助けてもらうキャラが動き回るともう面倒くさい、面倒くさいんだよ、止まってろお前、逃げるな。
取り敢えず気に入ってくれた人が多くて助かりました。僕としても気に入ってます。
彼女の【魔法】は本人にも全く自覚がないため、他者の推測でしかわかりません、なんなんでしょうね本当に。
■園長
究極完全体無敵筋肉ゴリラです。
もうそれくらいしか言うことないなコイツ、情報格差がなければ全ての相手に勝つワイルドカードです。
問答無用の最強キャラとして出しました。
オネエ言葉はキャラ付けという意味もありましたが、セコムとして投入予定だったけどこんなゴリラ子供が見たらまず泣くだろ、という所から色々と設定を組んだ結果です。
■リュウコ
ゴリラMkII
リュウコは園長とは違い、過去を乗り越えた子供の大人の姿として書きました。
誰よりも辛い思いをした子供の気持ちを一番に理解して、でも腫れ物に触るような扱いは一切せず、ガツガツぶつかっていく姐御肌、先の後記1で書いた通り、リュウコの喪失は龍であり父です。
狂った父に顔に傷をつけられ、目の前で父親が警官隊に射殺されるという経験から、家族を失うという事実に誰よりも直面したため、彼女は例外なく家族を喪った子供達に対して本気で感情移入しています。
誰よりも光輪会を愛しているのはリュウコかもしれません。
■ケンゴ
なぁ~んだよコイツ
変なヤツです、コイツより変なシンタロウって何だよって思いますが変なやつです。
まだ書くかも知れないので詳細は省きますが、コッソリ子供の頃は一番の問題児であった事は本編でも書いた通りです。
彼はルールというものを守っていいことはないと心底感じ、それ故に異常者とも取れる行動を平気で取ります。
しかしながら光輪会の生活で、自分の中に特別なルールを作り、それに嘘を付かない事で大人になりました。
ある意味一番の信念の人であるかもしれません。
■シンタロウ
変なやつです。
つかれたので続きはまたあとで書きます。
【蛇足】スクリーミングベイビィ後記その1
スクリーミングベイビィ
https://ncode.syosetu.com/n2507gh/
以前このブログで他人の小説をボロカス叩いたので、お前はどうなんだよって事で書きました。完結しました。
小説完結RTAは102,826文字で16日41話(番外含む)となりました。
完走した感想ですが滅茶苦茶疲れたので二度とRTAはしないと思います。
続きは今の所ないですけど気が向いたら書きます。
オーソドックスなストーリーラインの現代風異能ものボーイミーツガールとなっていますので、よろしければ読んで頂ければと思います。
この先は読後推奨の作者がくだを巻いているだけの文章が続きます。
まあ自分語りなのでそれくらいの気持ちで読んで下さい。
■始まり
「政府が児童養護施設とグルになって子供を拐って合法で子供の血液からドラッグを作ってるゥーーーー!!」
どうみてもキ○ガイですね、Twitterでこんなのが流れてきました。
それを見た 馬鹿がなんか言いました。
子供を拷問した血液から作る麻薬を売買する悪魔崇拝組織ってインパクトだけで一本書けそう
— おとこのこ (@0tok0nok0) June 5, 2020
調子のいいやつです。
こういうのは口だけ野郎だと僕は良く知っており、基本的に僕は結構馬鹿にします。
しかしながらトゥイッターオタク仕草的に自分のことを棚に上げる事が正しい振る舞いなのでほっとくのが一番です。
ですが、先のブログ記事でボロッカスに他人の小説を叩いたのが脳裏に過りました。
にわかながら若干古風オタク価値観を持つ僕は非常に見栄っ張りの為、その時、あっこれ滅茶苦茶格好悪いなって思ったのを覚えています。
書けそう、書けた。https://t.co/6XtXhdP0Dq https://t.co/4ciMgkXRFL
— おとこのこ (@0tok0nok0) June 6, 2020
やめときゃいいのに見栄から馬鹿が走り出しました。
■完走する為の作戦
とりあず出走してしまったのでここで引き返すのが一番格好悪いので走り方を考えました。
・なろうテンプレには組みしない。
・自分が書いて読んで楽しい展開を書く。
・元ツイートのコンセプトだと児童養護施設をボロカスに言ってるのが気に食わない。
・なろうテンプレには組みしないが、好きなものは好きなので積極的に真似する。
・疲れないように書く
・文字数は気にしない。(10万文字に行かなくていいや)
・ランキングは気にしない。
・100人中3人に刺されば良い。
その結果ゼロ年代ラノベとロボットアニメと普段遊んでるTRPGのキメラ設定がでっちあがり、地獄のマラソンが始まります。
最初に決めた作戦も走ってる最中にジャンルデイリー3位になったり、これゆっくり書いてたら逆に息切れして死ぬと気付いて全力疾走を始めたりともう滅茶苦茶になりました。
■パクリ
基本的にはゼロ年代ラノベがベースですが明らかに影響を受けたものを並べます。
ラノベ以外も普通にあります。
・勇者のクズ
・DDD
・永い後日談のネクロニカ
・銀剣のステラナイツ
・cute sistar TRPG
・その他諸々読んできたラノベ
多分上から順に影響力が高いと思います。
なんにせよ、ここまで混ざれば僕のオリジナルです。
ものによってはまんまじゃ―!ってものもありますが、展開的にそれが合理的であるならばもう容赦をする必要はありません、パクります。
■コンセプト
ざっくりです。ざっくり。
・ドロドロに壊れた世界
・バディもの
・ボーイミーツガール
・強くて頼れる大人
・ダメな大人
・キ○ガイ
・二面性
作中で、似た描写や演出をウザいくらい繰り返し、その場の空気や展開でその見え方が変わる事を意識してます。
またタイトルに関してもそうしています。
というよりもタイトルに二面性を持たせたが為にこうなりました。
ドラッグを使用する敵というのは、思考の正常性を失い、中学生である主人公達がフィジカルや能力で負けていても考えればギリギリ勝てるラインというものになったので上手くハマりました。
無論アユム達は鍛えたり武器を揃えたり、偵察して敵を調べて、作戦を立てて有利な状況で戦う、兎に角合理的に大人に勝てる準備をした中学生です。
猿であった人間が猛獣に勝てたのは崖の上から一方的に石を投げることに特化したからです。ならそうします。勝つためならだれだってそうする。ハメ殺す手段を考えましょう。
■能力
主人公達の能力は直感的に起こったことが分かりやすく、その産まれた理由とリンクさせる事には拘りました。
最初はファイアスターターとかも考えましたがやめました。
描写わかんねえよ、作者の脳の容量の問題です。
ミツキはごちゃごちゃと言ってますが兎に角なんでも見えるヤツです。
視線とか考えなくていいし情報収集パートがやりやすい。
■名前つけ
一番楽しい所です。
備忘録的なメモを乗せておきます。
○人物
・アユム
歩 歩―歩く事
・ミツキ
光来 光―視界、見える世界
・リーベ
独:愛 愛―愛される事
・リュウコ
龍子 龍―強い生き物、親
・タケオ
武雄 雄―男性
・ケンゴ
憲吾 憲―掟、ルール
・シンタロウ
心太朗 心―心
・シマハラ
島原
隠れキリシタンの聖地、指導者、名では無く苗字
シマバラではなく、シマハラ、似ているが別物の存在、信心を集めども人の心が存在しない心理的異形
○プロレスラー
・キング・オブ・デス メタルサタン
カッコいい、悪魔の大王でありながらその実態は別物
・ホブゴブリン
いたずら好きで善良な妖精
妖精でありながら現代に至るまでの認知の変化により醜悪な存在に成り果てた
○コードネーム
・レッドキャップ
妖精、悪鬼、絶望に武器を持って戦う者
・スプライト
妖精、霊、精神、絶望に心の持ちようによって臨む者
○その他
・光輪会
光、輪、天使の輪
・ノーザンライツタワー
オーロラ、幻影、実在する大麻の品種
・土曜日
サタデイ、サタンデイ、ダジャレ
・スクリーミングベイビィ
泣き叫ぶ赤子、抗う赤子、姦しく笑い合う赤子
・エンゼルフォール
正しいものの嘆き、心を堕とすもの、狂ったもの、堕天
人物名はその人の喪ったものを、シマハラは一人だけ異質な存在として決めました。
一人だけ苗字ですからね、それ以外は割りと直球です。
つかれたので続きはまたあとで書きます。
深夜の繁華街の電柱付近に地べたに落ちてるアレ
はじめに
・コンスタントに続きを出している所は凄い偉い
・タダで読ませて頂いているものなので文句を言う筋合いは無い
・この感想はフィクションであり、実際の作品には関係ありません
・この文章はケツを拭く紙にも劣るクソである
・どういう形であれ完結させた作家は超絶偉い
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上の記号は魔法の数字なので気にしないでください。
最初に書いた通りこの感想は、フィクションであり実際の作品とは無関係です。
①追放マグナムトルネード
追放モノで現代の作家モノですかァ変化球ですね
あらすじはさておき、定番のネタと別のものをくっつけて新しい視点から定番を眺めるのは挑戦としては良いと思います。
その結果がどのようなものであれ、それだけは言いたかった。
結果なんですが、嫌なヤツとしてあまりにも嫌なヤツらが中途半端過ぎて不遇さが微妙という所でしょうか。速度重視の追放パターンを追求しすぎてコースアウトって感じです。
まず、主人公が小説家グループ(なんと総勢300人)の幹部で全員分の校正、設定、タイトル、あらすじの調整…となんとなくクソ面倒くさそうな作業が具体的で日頃の実感がこもっていていいですね、そういう経験から滲み出る部分は好きです。
そこからまあゲハハハ!雑用ばっかりして自分の小説のポイント数もカスな幹部はいらねえんだよ!追放!追放!となるわけですが、主人公は食い下がるわけですね、幹部辞めてもいいから残らせてくれ…と
結果はギャハハハ!雑用なんてメンバーとしても要らねえんだよ、となって追放されるわけですが。
そんな便利なヤツが幹部辞めて自分から雑用させてくださいとメチャクチャ美味しい申し出をしてきて普通追放するか?性格悪いなら無限にコキ使って美味しい汁啜ると思うんだけど…どうせメンバーも300人居るし。
これが10人とかそこらならまあ分かるんですけど、300人居るし。
ここらへん、多分テンプレロジックとしていわゆる冒険者モノを流用した弊害だと思うんですけど(サークル名が《金狼の牙》!冒険者チームみたいだ!)、この際既存の狭いダンジョンに潜るので少数精鋭で居なきゃいけないとかそういう暗黙の理由が欠落しているので、言い方は兎も角ただもう雑用もしなくていいよって親切な申し出になってるので、うん?って気持ちになります。
話から察するに無給でやってる事なので別に追放されて困る事ありませんからね、不遇になるためのゴールにコースを無視して追放までかっ飛ばしただけって感じです。
ちなみに同作者の小説を以前読んでいるのですが、そちらも追放モノでした。
ファンタジーで追放されて無職になるといった話なので、スピード感はありましたがまあ不遇なのは分かります。書いているうちに『追放=不遇』の方程式が頭の中で固まってしまっているんでしょうか。
②ボクちん
他の作品と主人公のキャラが大体同じやんけ、展開も大体似たりよったりでキャラまで同じだと主人公の人物像がようわからんぞ。いいヤツなのは分かるけど自我が薄すぎるのは主人公として辛いものがあります。
③食堂に居た人
ヒロインっぽいんですけどネームバリューと実績の数値だけ見せられてもキャラが分からんぞ。一瞬出てきた大体の反応は他作品のヒロインと同じ。
④スーパー浅いアドバイス
ボクとヒロインの唯一の接点、一瞬読んだだけで問題点を見抜く主人公の速読力は300人分の下読みをしていたからお手の物だぜ!って感じなのかもしれないが、そこをよく書いて欲しかった。あと早く終わらせたかったのか一瞬で終わった。書け。
⑤大体同じ展開
作者の他作品と大体同じ展開です。確かに毎日投稿しているみたいなので、手癖で完成させるにはこれは有効だと思います。面白いかは別として。
⑥俺たちの戦いはこれからだ!
はい!今回のRTAはですねぇ、主人公が追放されて、はい、ここで壁に体当たりをすると大成するわけですね、ストーリーが読みたい方はこの動画が高評価なら普通のプレイ動画を今後上げる予定なので評価をお願いしますゥ…みたいな薄味の終わり方です。
⑦ざまあwwwww
特に描写はありません。
いつか追放した奴らは落ちぶれるらしいです。
地の文に書いてありました。
⑧全体を通して
追放で文章の大部分となり他の部分が薄口な感想になりましたが、理由としては全2話の短編で追放されるまでが第1話で第2話で残りを全部やってるのでさもありなん。
テンプレートと新しいジャンルを組み合わせた全く新しい作品にトライした結果、テンプレートに沿いすぎて話として破綻はせずとも、いまいち出てくるヒロインや設定が何がやりたくて出してるのかわかりません。以前読んだ話では、主人公が普段の仕事に不満があり半ばやる気を無くしていて、別の言う通りに動く人間にすげ替える為に追放という流れがあったのですが、今回は追放ありきで進んでいるので追放する理由についてもっと掘り下げるべきだと思います。追放ロボかよ、誰か査読してくれなかったんでしょうか。
新しい事に挑戦することは良いと思いますので、応援はしますが、新しい事を始めるならそれなりに新しい事なりのやり方にアレンジするべきだと思います。《金狼の牙》ってなんだよ冒険者チームかよ、《おねショタちんちん大好き団》とかの方が現代創作グループっぽいんじゃないか?全体的に薄いのでネーミングの雑さが際立ちます。
何にせよキャラが薄口醤油を風呂桶に2,3滴垂らしたくらいの薄さなので、スピードよりちゃんと掘り下げて短編でもあと3話くらいは必要だったと思います。
完成させることは偉いですがそれと面白いかは別なので。
⑨終わりに
追記
もうこれからこの感想を読む人は少ないと思いますが、個人的な気持ちをつらつら書きます。
なろうwwwや転生wwww追放wwwwとテンプレを笑うのは簡単ですが、結局の所テンプレは流れであり、中身がきちんと書かれていれば話はなんであれ面白い話にはなると思います。
ものすごく雑に言えば、大体のお話はバーンと主人公が出て敵が出て二転三転しつつそれになんとか対処する程度の流れになっていてその中で何が起こってどう考えてどう動いたか位の差にしかなりません。
所詮ゲームで何十年もゴブリン退治でキャッキャウフフしているようなもので、キャラが違えば認識が変わり反応が変わり同じ話でも面白いのです。
今回に関して言えば、追放モノの長い流れを短い文字数でやりきってしまったばかりにやせ細った中身にしかなっていなかった、というお話でした。
2020/05/25追記
このレビューはフィクションです。